こんにちは。
いつも当店のブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
本日はNATIVE SONS mod.Guerreroをご紹介致します。
少し前になりますが、
木村 拓哉さんが雑誌の表紙で
着用されたことでも話題を呼びました。
ところで、
モデル名の"Guerrero"、
発音すると"ゲレロ"。
字面といい、
音の雰囲気といい、
何とも不思議な感覚を覚えます…。
実は、今作には
インスピレーションの元となった人物がおります。
-Tommy Guerrero(=トミー・ゲレロ)-
アーティスト。
カントリー、ロック、ブルース、ジャズ、ヒップ・ホップなど
様々なジャンルを内包した
音作りで定評のある彼。
北野 武 監督が出演した
ポカリスエットのCMで
彼の曲が流れていたといえば、
ピンと来る方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
小気味良く響くテンポの中に
アナーキーな要素が垣間見れるサウンドは
スケートボーダーとしての顔も持つ、
彼ならではの世界観が凝縮されております。
ところで、
"スケートボーダー"と"アーティスト"、
2つの肩書。
なかなか異色の経歴ですよね。
個人的にも彼のことが知りたいと思いました。
そこで簡単ではありますが、
彼のヒストリーを追っていきたいと思います。
1966年、サンフランシスコで
Tommy Guerreroは産声を上げます。
西海岸に位置し、
温暖な気候で知られるサンフランシスコ。
サーフ、ビート・ジェネレーション、ヒッピーなど
様々なカルチャーが育ちました。
またその一方で
"シリコンバレー"と呼ばれる
IT産業の集積地としての顔もあります。
あらゆる文化や先端技術が行き交い、
多様性が受け入れられてきた街なのですが、
スケートカルチャーもそのひとつ。
1940年代には
LAで誕生したといわれるスケートボード。
はじめは木の板に鉄製の戸車を取り付けた
チープな作りでしたが、
サーファー達が波のない日に
陸(おか)でも、
コンクリートを波に見立てて
滑るようになった事がきっかけで
街中の移動手段としても使われるように。
西海岸を中心に
ライフスタイルのアイテムとして普及していきます。
若者達はスケートボードを介して
自分達の居場所を求めるようになり、
次第にコミュニティが築かれていきました。
さらに
そのコミュニティが土壌となり、
音楽やファッションとも密接に絡み合うことで
独自のストリートカルチャーが育まれていきます。
そんな背景も手伝ってか、
Tommy Guerreroは9才の頃から
スケートボードを
自然と嗜むようになります。
オーリーやフリップ、
様々なプレイスタイルを覚えて
スケーターとして才能を磨きます。
そしてついには
当時のスケートボード界における
リーディングカンパニーであった、
パウエルペラルタ社の目に留まり、スカウトされます。
彼の所属したチームが
"BONES BRIGADE(=ボーンズ・ブリゲード)"。
1980年代当時、
実力とセンスを兼ね備えた
ティーンエイジャーを
アメリカ全土から選抜して
結成されたチームでして、
とりわけTommy Guerreroは
チーム内唯一の黒人系スケーターとして
注目を集め、
ストリートに根差した
リアルなプレイスタイルが支持を得ます。
80年代のキッズ達は
彼が映るビデオの映像にかじりついて
技を磨いたそうです。
余談ですが、
ボーンズブリゲードの軌跡を追った
『BONES BRIGADE』というタイトルの
ドキュメンタリーフィルムも有りますので
気になられた方はぜひ。
プロスケーターとして成功を収めた
Tommy Guerreroですが、
新たな表現の場を求めて
33才の時に引退します。
次に身を置いた場所は、音楽業界。
元々父親がギタリストで
祖父母が同じバンドでプレイしていたり、
3人いる叔父全員がミュージシャンという
音楽一家。
遺伝的素養と申しましょうか、
12才頃には楽器を触り始め、
兄と結成したバンドでは
ボーカルを担当したり、
ベースにも傾倒していきます。
音楽もスケートボードと同じく
ストリートから湧き上がった音楽、
パンクやヒップホップが彼の好み。
それらを土台に
ジャズ、カントリー、ロックなどの要素を取り入れ
異素材の音楽ジャンルをクラッシュさせ、
再構築した楽曲を作っていきます。
彼自身の言葉を借りるならば、
〜何かを始める時に感じるスパークのような
初期衝動を忘れなければ、大切なものは見失わない。〜
独特のグルーヴを持った音ながら
どこか懐かしくも温かい思いを抱かせます。
それはスケーター時代の過去が
影響を与えているのかと推察したりもしつつ、
既成概念に捉われない
独自のインスピレーションを
大事にされている方だと。
彼の言葉で云う、
"DIY精神"を重んじて
自身の音を奏でるアーティストだと感じました。
さて、話を戻しましょう。
Tommy Guerreroをフィーチャーした
今作"Guerrero"。
詳細に迫っていきたいと思います。
mod.Guerrero
【SIZE GUIDE】
レンズ縦幅:38mm
レンズ横幅:46.2mm
ブリッジ幅:22.5mm
フロント横幅:140mm
テンプル長さ:144mm
※若干の誤差はご容赦下さいませ。
ウェリントン型をベースに、
中太くらいの、
程良い厚みを持たせたシェイプ。
上リムは鼻側から中心にかけて
緩やかにアーチを描き
目尻に向けてややドロップ。
柔和かつ、知的さをも感じさせます。
目尻は外側に向かって伸ばすことで
躍動感を表現。
ウェリントンシェイプではお馴染み、
キーホールデザインも
ここでは敢えて加えず、
すっきりと見せております。
ラギッドなデザインを得意とする
NATIVE SONSのフレームですが、
Gurreroは一線画した
都会的なセンスを感じさせます。
智とテンプルに施された
2点のカシメが程良いアクセント。
ティントカラーのグレイレンズは
ほんのりお顔を引き締めつつも、
溶け込む馴染みの良さ。
お部屋でも夜でも、
特にシーンを分け隔てることなく
使っていただけますね。
一見普通のようでいてそうでない、
サイズから、カッティング、ライン取りに至るまで
考え抜かれた緻密な設計。
トミーゲレロの音楽のように
古き佳きデザインを再構築して
彼らNATINE SONSにしか出来ない
洗練された風格を漂わせます。
フレームのサイズは
46.2□22と48□21.7の2サイズ展開。
それぞれサイズバランスが若干異なりますので
サイズ感が気になるという方は
我々スタッフがお手伝いいたしますので
ご相談ください。
今回はサングラス中心にご紹介していますが
もちろんオプティカルもご用意がございます。
(奥)BLACK FADE (手前)HONEY MAUVE
HONEY TOTOISE
度付きの眼鏡としてご使用いただいても
遜色を失わない完成度の高さ。
こちらも併せてご覧いただければと思います。
mod.Guerrero CMB
【SIZE GUIDE】
レンズ縦幅:38mm
レンズ横幅:47mm
ブリッジ幅:20.9mm
フロント横幅:140mm
テンプル長さ:144mm
※若干の誤差はご容赦下さいませ。
そして、こちらもご紹介させてください。
Guerreroのデザインを土台に
ブロウモデルに仕上げた最新作。
Guerreroが持つ、
シンプルなシルエットはそのままに
ブロウの削り出しは直線を活かし
厚みをやや持たせ、
力強さを漲らせたデザインに。
一筋斜めにカッティングを入れることで
立体感がより強調されます。
憎い演出ですね…。
フレームカラーの
"GASOLINE"によるブラウンのグラデと
グリーンレンズ…シンプルに渋くて良い。
夏には柄シャツと合わせて掛けたいです。
金具のパーツの意匠にもしっかりと、
ネイティブサンズのアイデンティティが
詰め込まれています。
(奥)BLACK (手前)HONEY MAUVE
上記の"GASOLINE"の他に
"BLACK"と"HONEY MAUVE"もございます。
"Gurrero"の言葉に込めた
彼らの思いを店頭で感じていたたければ幸いです。
みなさまのご来店お待ちしております。
今回ご紹介した商品に関して
気になることがございましたら、
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当店のスタッフがお答え致します。
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